top of page

​​小浜中名田いいとこMAP(2022.02版)

​ダウンロードしてご利用下さい

編集:中名田マップ編集委員会(協議会内)

デザインと製作:マット合同会社​​

​​小浜中名田いいとこMAP(A3表裏)

PDFファイル(4MB)

MAP_S.jpg

​​福井県小浜市中名田地区とは・・・

​中名田地区は、福井県小浜市の最西南端(北緯35度26分、東経135度48分)に位置し、海抜はおよそ80mです。東部は小浜市口名田地区に、北部は小浜市加斗地区および大飯郡おおい町(旧大飯町)に、南部と南西部も大飯郡おおい町(旧遠敷郡名田庄村)にそれぞれ接しています。四方は山に囲まれ、東西約13km・南北約4.5kmの総面積はおよそ32平方kmで、その87%が山地です。その細長い地形の西から東へ田村川が、東から西へ深谷川が流れ、いずれも南川に合流しています。

これらの流域に小屋(おや)、上田(かみた)、下田(しもた)和多田(わだた)、深野(ふかの)、深谷(ふかたに)の六区が散在しています。

気候は日本海側気候ですが、若狭湾を流れる対馬海流の影響を受け、比較的温和といえます。また、谷地形や昼夜の気温差により、霧の濃い日があります。

南川に沿って走る現在の国道162号線をはじめ、京都との交通の要路であったことから、風俗、習慣、言語など文化的に、また歴史的にも京都とのつながりが深く感じられます。

​MAP掲載の“​いいとこ”紹介

​​2022.02

​​亀ヶ淵の滝

【お知らせ】

​林道は途中から未舗装路になります。

小屋区奥小屋集落から2㎞余りのところに滝があり、怪厳奇石亀の形をしていることから亀ヶ淵の滝と言われている。伝承では、この滝に石や汚物を投げ込めば、たちまち夕立のような激しい雨を起こし、洪水をみなぎらすと。
新緑や紅葉の時期には、マイナスイオンを浴び心身ともにリフレッシュを。

LINE_ALBUM_亀ヶ淵_220217_1.jpg

​​熊野神社と権現岩

【お知らせ】
林道は未舗装路です

上田区岩井谷集落の山中に位置します。約15mの断崖絶壁を背負った一大洞窟(権現岩)があり、その洞窟にまたがる秘境にこの神社が建立されています。
西暦798年に坂上田村麻呂によって建立されたとの言い伝えもあります。

1.jpg

​​飯盛山

2022.5.22

​林道別所谷線、登山道(クラシックコース・直登コース)の倒木除去を行いました。

「飯盛山の恵みうけ、若狭の空に夢描く~」と中名田小学校の校歌にも歌われている山であり、青葉山、多田ヶ岳と共に若狭三山の一つに数えられ、上田区見谷集落から林道別所谷線を経て、登山道に至ります。
眼下には青戸大橋、コンディションに恵まれれば、常神半島から越前岬、青葉山や丹後半島までが眺望できます。

tizu1.jpg

​​小村城址

戦国時代の城跡で、城主の青井右京亮は永禄三年(1560)近隣領主と争い戦死し落城(『中名田村誌』より)。その後、天正12年(1584)織田信長の家臣丹羽長秀(若狭守護)によって破却(『福井県の地名』)。標高200m程の山頂に位置し、現在の主郭には愛宕神と役行者を合祀する社があり、上田区民が年二回の祭礼と参道維持を行っています。山頂までは約30分。中名田地区が眺望できるスポットなので、プチ登山にいかがでしょうか。

DSC_1551.jpg

​​田村薬師(長田寺)

このお寺は、西暦796年に坂上田村麻呂によって創建され、延鎮上人の作による薬師如来を安置したと伝わっています。
地元では『田村薬師』の名で知られ、病を癒して下さる仏様として信仰を集めて来ました。
ご本尊(薬師如来)は17年に1度で開扉されます。

pic4 (1).jpg

​​加茂神社の例祭

下田区山左近集落に位置するこの神社は、坂上田村麻呂が当地を訪れた際、神のお告げを受けたことにより創建されたと伝えられています。祭神は、京都の上賀茂神社と同じ別雷神で、上田区・下田区・和多田区を氏子とします。10月2日が本来の例祭日ですが、現在はその日より前の日曜日に例祭が行われています。恒例の神賑行事については、浦安の舞(3区の高校女子)、神楽(上田区)(下田区)、大太鼓(和多田)を各区1年交替で奉納します。

神楽や大太鼓には、ヤセ・天狗・チョロケン・お多福などの道化が付き添い盛り上げます。

LINE_ALBUM_加茂神社(祭)_220217_4.jpg

​六斎念仏

京都から伝わったとされるお盆行事で、現在の中名田地区においては、和多田区のみが守り伝えています。「南無阿弥陀仏」を唱え、詠唱に合わせ鉦や太鼓を叩きながら踊る踊り念仏で、悪鬼を払い仏を供養するとされています。小浜市指定無形文化財の認定を受けています。

LINE_ALBUM_六斎念仏_220217.jpg

松上げ

京都の愛宕さんが起点と言われる火祭り『松上げ』です。中名田地区では、上田区・下田区・和多田区の6集落がそれぞれの”松上げ場”で行っており、8月下旬から9月初旬が時期です。十数メートルの高さに位置する“モジ”(カゴ様のもの)をめがけて松明を投げ上げて、点火を競い合います。
県外や市外からも写真撮影に来られる方が絶えない行事です。

LINE_ALBUM_松上げ_220217.jpg

​​苅田姫神社の例祭

祭神は苅田姫神。苅田姫は第47代淳仁天皇の后であったが、宮廷内抗争により若狭国に身を隠すうちに薨去され、その後に正一位苅田姫大明神とされる。本神社の創建は承元三年(1209)とされ、応安四年(1371)の棟札も保存されている。祭日は3月3日と10月3日。(『中名田誌』要約引用)
神賑行事を伴う例祭について、周期は定めていないものの、近年は若者中心に保存活動に力が入れられている。伝承される神楽は、小浜鹿嶋の流れをくむものです。

LINE_ALBUM_苅田姫神社例祭_220217_4.jpg

​​日枝神社の例祭

日枝神社の​​祭神は大山咋神であり、神代から比叡山に鎮座した地主神で、古代山岳信仰にその源を発します。谷田寺(谷田部)の記録では、承元三年(1209)に重純阿闍梨という僧が教化にみえ、当地にあった西方寺(当時天台宗)の守護神として、大山咋神をはじめ山王七神を勧請し山王宮(現日枝神社)を創建したという。天台宗の護法神として神仏習合の形をとって発展した由緒ある神社である。(『中名田誌』より要約引用)

祭礼は7年毎に行なわれ、神賑行事として、京都の丹波地方から伝わったとされる大太鼓が奉納されます。

LINE_ALBUM_日枝神社例祭_220217.jpg

​​田村川の桜並木

上田区から下田区の田村川沿い約1㎞に桜並木があり、各区で保存活動を行っており、春には見事な桜並木となります。その他にも地区内にはきれいな桜が多いので、春の写真スポットにいかがでしょうか。

DSC_1049.JPG

​​酒米田と地酒

田村の里ファームによる取組で、令和3年度から山田錦の作付け収穫が行われています。同時に、令和3年度から『田村のめぐみ』は純米酒にモデルチェンジしました。会員販売のほか、ふるさと文化財の森センターでも取り扱いがありますので、少量生産ですが、機会があればご購入をお願いします。

IMG2_20220524_184406.jpg

​​保育園前のイルミネーション

毎年12月から3月にかけて点灯しています。このイルミネーションは、保育園がある和多田区有志が平成25年度から始めたもので、中名田地区の冬の風物詩となっており、市内などから見物に訪れる方もあるスポットになっています。

LINE_ALBUM_保育園前イルミ_220217_0.jpg

​​茅干し

文化財建造物の修理に必要な資材のモデル供給として、ふるさと文化財の森に設定(文化庁)され、この茅が寺社仏閣や茅葺の屋根に活用されています。
茅干し風景は中名田地区の冬の風物詩となっており、写真のスポットでもあります。

LINE_ALBUM_カヤ干し_220217_0.jpg

南川の鮎釣り

​​釣り人が選んだ全国百名川のひとつで、6月の鮎釣り解禁から、中名田橋付近は京都・大阪からの釣り客が絶えない鮎釣りのスポットになっています。

LINE_ALBUM_南川鮎_220217_1.jpg

​​なかなたスマイルカー

路線バスダイヤの空白時間を埋める形で中名田診療所まで運行され、診療所利用の高齢者や、名田庄方面路線バスを利用し谷口で途中下車する中高生に利用されています。田村のゆめづくり協議会が運営し、運行は約30名の運転ボランティアが担っています。地酒『田村のめぐみ』の会員会費の一部を運行原資に充てており、より多くの方に地酒会員になって頂きたいところです。

LINE_ALBUM_スマイルカー_220217.jpg

​​ふるさと文化財の森センター

​​一般社団法人中名田が、小浜市から指定管理を受けて、管理運営している施設です。茅の生産拠点でもあり、地酒『田村のめぐみ』や地場産野菜、田村米の取り扱いも行っており、中名田の玄関ショップ・おばま〇〇の駅を目指します。

LINE_ALBUM_ふるさと文化財の森センター_220217.jpg

​​中名田の風景

​​マップ紹介ポイント以外にも、自然や人・・・色々あります

8515.jpg
bottom of page